入れ歯が合わず、歯がグラグラで食事などの日常生活に支障があります。何か良い改善方法はありますか?
入れ歯が合わず、歯がグラグラで日常生活に支障が出てくるようであれば、歯科医院での治療を考えた方がよいでしょう。
ただし、入れ歯は治療の進め方が重要なので、その部分をご紹介します。
入れ歯治療を進める前の“診査”が一番重要
まずは治療をどのようにするべきか、“診査”を行うべきです。
入れ歯を作り直す場合、お口の中の状態や咬み合わせを診査しないと、正確な入れ歯の設計ができません。
正確な入れ歯の設計とは、ただ入れ歯を作るということではありません。
患者さんのお口の中の状態を知り、バランスを良くするには何が必要かを確認します。入れ歯を装着し使い続けることにより、どのようにお口の状態が変化するのかを予測します。
例えば、入れ歯を支える歯が悪くなるリスクが高そうな場合は、その歯が使えなくても大丈夫なように設計します。
長期的な視点を持った入れ歯治療を選択しましょう
また、長期的な視点で治療するには、一部分の悪いところだけの治療ではなくお口の中全体の設計が必要になります。
もしも、診査なしの行き当たりばったりで治療する場合は、部分的で応急処置的な治療しかできずに、お口の中の全体的な治療はできないため、症状の改善や耐久年数などは期待できないことが多いと思います。
歯がグラグラになってしまうことには原因があります。
そのため、今の自分のお口の中の状態を知ることが治療の第1歩となります。その後、自分のお口の状態に合った入れ歯治療をすることをおすすめします。
当院でも精密な診査を対応しておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。
神奈川県茅ヶ崎市 岩田歯科医院 院長 岩田直之