日本臨床歯科CAD/CAM学会の学術大会に参加しました
11月30日、12月1日に日本臨床歯科CAD/CAM学会の学術大会に参加しました。
学会に参加した2日間で、デジタル技術を駆使した日本の最先端の歯科治療を学べました。
さらに、世界的にデジタル歯科治療を牽引している会社(歯科医師なら誰でも知っている、もしくはお世話になっている会社)でデジタル部門の責任者の方々の講演を聞くことができました。
学会に参加してみての感想
日々の仕事において新しい技術や最先端の治療を勉強しようとアンテナを張っています。
そうするとコンピューターを使うデジタル機器による治療にたどり着きます。
今まで苦労していた内容がより簡易になったり、精度を上げることが可能になるからです。
しかし、セミナーにでたり勉強して分かることは道具に頼るだけではダメで、しっかりとしたトレーニングが必要であるということです。
流行っているものに合わせて最新の器具や機械を揃えて満足しがちですが、結局はそれを扱う人によって差が出ます。
特別な設備を揃えなくても日々行っている研鑽は無駄ではなく、むしろ財産になると思いました。
去年入会して学会参加は2回目でしたが実感したのは、これからの歯科界の進歩は急速に進みそうだなということです。
もうすでにデジタルを使いこなしている先生方もいて、自分の臨床に非常に参考になりました。
焦りや危機感も若干ありますが、今できることを行い、未来に備えたいです。
そして周りの勉強している先生達においていかれないように、自分も向上心を持って頑張りたいです。
神奈川県茅ヶ崎市 岩田歯科医院 院長 岩田直之