総入れ歯の治療期間はどのくらい?歯がない期間はある?
総入れ歯治療について、よく当院でご質問いただく治療期間、歯がない期間はあるのかどうかについて、その周辺情報も含めてご紹介します。総入れ歯の治療の流れ
まず当院の総入れ歯治療の流れは、大まかに
①診査・診断
②型取り
③咬み合わせのチェック
④最終的な型取り
⑤外形や歯並びのチェック
⑥完成
という流れになります。
最短4回の通院で製作可能
上記の流れは最短4回の通院で製作可能です。完成後は定期的なメンテナンス(入れ歯洗浄のピカッシュなど)を行います。
全体の期間は約2~3ヶ月
上記の流れ、治療回数で全体の期間は約2~3ヶ月です。
治療から次回までの治療期間は、2週間から3週間をいただいております。
自費の入れ歯完成までの期間が長いことには意味がある
保険の総入れ歯は約1ヶ月でできたりします。当院でもなるべく早く患者さんに入れ歯を提供したいという思いはあるのですが、保険の入れ歯に比べて製作には時間がかかります。
それには意味があります。
完全にオーダーメイドのため、技工士の先生と綿密に連絡を取って仕事をしていきます。
総入れ歯を製作するための特殊な技術も必要ですし、材料にもこだわるために時間がかかるのです。
治療期間はかかりますが、その中で歯がない期間はありません
治療中は古い入れ歯を修理したり、仮の入れ歯を作るため、見た目で歯がまったくない状態ではありません。
歯がなく、日常生活に支障が出たり、外に出られないような状態にはなりません。
まとめ
患者さんの元々生えていた歯を取り戻すことはできないので、総入れ歯を製作するのはかなり難しい治療といえます。
失われた機能と審美の回復をしなくてはならないのですから、治療期間もそれなりにかかるという訳です。
入れ歯に興味をお持ちの方は、ご質問やご不明な点などお気軽にご相談いただければと思います。
神奈川県茅ヶ崎市 岩田歯科医院 院長 岩田直之