インプラント手術をできない、したくない人におすすめしたい入れ歯
インプラント治療のデメリットとしてよく相談されるのは、外科的な治療、手術についてです。
特に手術ができない方、外科的な治療が苦手な方からは、インプラント以外の治療の選択肢がないか、というご質問を多くいただきます。
そんなお悩みを抱えている方に、当院ではテレスコープシステムによる入れ歯をおすすめしています。
この記事では、どのような際にインプラントでの対応が難しくなってしまうのか、テレスコープシステムの入れ歯での対応方法とそのメリットについてご紹介したいと思います。
そもそもインプラント手術ができなくなってしまう場合
まずインプラントを希望されていても、治療が難しくなってしまうパターンについてご紹介します。
それは大きく分けると、
①インプラントを打つ骨(土台)がダメになってしまっている
②生活習慣病
の2つが挙げられます。
②の代表的なものとしては、糖尿病による免疫力の低下があげられるでしょう。
他にも、高血圧、不整脈、心臓病、特に女性に多い骨粗鬆症、喫煙などがあります。
例えば喫煙の例ですと、喫煙をすることによって口の中の血管が萎縮し、血液供給が下がり、それによってお口の中の免疫力が下がってしまいます。
特に長く喫煙しているほど免疫力が下がってしまうため、インプラント手術を断られるケースも出てくるでしょう。
免疫力が下がるとなぜインプラント手術ができないのかと言うと、インプラントのような人工物を身体が異物として認識してしまい、骨になじませたいインプラントを逆に排除する動きが始まってしまうからです。
そのため、そもそもの手術の成功率が下がるため、インプラントを希望していても治療ができない、ということになってしまいます。
インプラントを打った後、インプラント手術ができなくなってしまった場合
インプラントを打った後に何らかの事情で再度手術しなくてはならない状態になってしまった場合、その多くはインプラントをスリープさせる、という対応になるでしょう。
インプラントを除去するというのは、再度手術も必要になり、患者さんにとってもかなりの負担になるためです。
具体的にスリープというのは、インプラントの上部を取ってしまい、ネジの穴を埋め、上に入れ歯を持ってくる、という形です。
現在、若い方を中心に急激にインプラント患者さんが増えているため、その方たちが高齢になったときこのようなケースが必然的に増えてくるのではないかと思われます。
インプラントとテレスコープシステムの入れ歯の比較
歯が抜けるたびに手術が必要なインプラント治療に対して、テレスコープシステムの入れ歯治療では歯を抜くことになっても作り直すのではなく、修理しながら長く使えます。
これは患者さんの負担を減らすことになります。テレスコープシステムの入れ歯は、専門的な技術を持った歯科医師と歯科技工士が連携して作るので精度も高く、入れ歯なのに違和感が少なく、見た目も良いです。
そのため、インプラントで手術を受けたくない方にはテレスコープシステムの入れ歯治療がおすすめと言えます。
テレスコープシステムの入れ歯については、こちらの記事でも詳細をご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
⇒テレスコープシステムという入れ歯の種類、メリット、費用は?
当院では入れ歯の無料相談を行っております。テレスコープシステムの入れ歯についてまず一度話を聞いてみたい、という方もお気軽にご相談にいらしていただければと思います。
神奈川県茅ヶ崎市 岩田歯科医院 岩田直之